☆ 幸せの方程式=笑い×夢・目標×思いやり・優しさ×感謝 ☆
「志通信」メールマガジン 2015.10 VOL.146
〜 Good Communication♪ 〜
☆ 結果の方程式=才能×努力×思考+応援・協力 ☆
■ナポレオンの村
先月最終回を迎えたTBSの日曜劇場
「ナポレオンの村」は面白かったですネ〜(^^)
http://www.tbs.co.jp/Napoleon_no_mura/
ドラマはほとんど観ないワタクシなのですが、
興奮しながら、また時に涙しながらはまってしまいました。
主人公役の唐沢寿明さんが口にされる
「ナポレオンの名言」やステキなセリフ、
平井堅さんが歌う主題歌
「君の鼓動は君にしか鳴らせない」もグッドです♪
見逃した方は、DVD or Blu-rayでご覧ください!
☆私のお気に入りのセリフをいくつかご紹介したいなと...
(カッコ内は私が追加した言葉デス)
「本当はこの村(街・国)に活気を取り戻したい、
故郷を守りたいって、そう思っているんじゃないですか、皆さん!」
「自分たちの力で成し遂げる。
そういう気持ちを持たない限り、何も変わらないんだよ。」
「この村(街・国)は素晴らしいもので溢れています。
キレイな水、おいしい野菜やコメに美しい景色。
そして一番は村(街・国)の人たちの絆です。
この村(街・国)の誇りを、希望を、取り戻しましょう。」
「村中(街中・国中)に子どもたちの笑い声が響き渡るようになったら、
村(街・国)の人たちの心に希望が湧いてくると思うんだよね。
そうなるきっかけを作りたいんだ、俺は。」
「僕も約束したからです。
役人(人間)なら、全力で人の役に立つために頑張るって。」
「ピンチを一緒に切り抜けたからこそ、その先に大きな前進がある。
ピンチを避けて通っていたら、何も成長しないし、何も生まれないからね。」
「市長(リーダー)の仕事は、市民(メンバー)が本当に望んでいることを
それがどんなに無茶なことであろうとあきらめずに達成することだと、
個人的には思います。」
■高野誠鮮さん
このドラマの原作は
「ローマ法皇に米を食べさせた男」
という書籍なのですが、
著者はスーパー公務員の高野誠鮮さん。
石川県羽咋市の神子原(みこはら)地区という限界集落を
あの手この手で元気な村に甦らせた方なのデス。
講演会で直接お話を伺った時も
熱い想いがビンビン伝わってきて体温が上がる感覚でした。
内容は、書き切れないほど盛り沢山なのですが、
私なりにシンプルにまとめてみると
1.知恵を出す。(=考える)
2.汗をかく。(=行動する)
3.周りを巻き込んでいく。
これに尽きるようです。
「成功」と「失敗」は紙一重
「する」と「しない」は雲泥の差。
だから...
・まずは行動してミル。
・バカになって1%の可能性にかけてミル。
・失敗しても成功するまでしつこくやってミル。
・組織は人の身体と同じ、バイキンが入れば
(=問題が起これば)みんなでやっつけてミル。
こんなカンジでしょうか。
これからの高野さんは、
「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんとのコラボで
自然栽培による日本の農業改革を進め、
日本の農産物を世界へ販売していくことを
企んでおられるようです。(ステキ♪)
木村さん自身も、NHKの「プロフェッショナル」の中で
「2020年の東京オリンピックで、日本の安全な食べ物を
世界中の人に知ってもらえるように頑張ります!」
と言われていました。
TPPさえも追い風になって、
「カイゼン」の次は、「アンゼン」を
世界に広めていくことになるのかも...
日本の輝く未来が楽しみ〜(^^)
お二人の講演にご興味があれば、YouTubeで検索してみてください ↓
「スーパー公務員 高野誠鮮氏 奄美講演会」
「『地球の為に魂の講演!』 りんご農家 木村秋則さん」
■10年後の未来
暗〜い話はあまりしたくはないのですが、
自身の介護体験から関心が深まった2025年問題。
想像を絶する高齢化が進展し、このまま行けば
医療や介護といった社会保障費は
恐ろしい金額になりそうです。
うちの母は「要介護3」なのですが、
デイサービスやデイケアを利用させていただいた上での
在宅介護でも大変なのに、そういったサービスが
受けられなくなっていく可能性はとっても高いのです。
そんな時代を担う若い世代は少子化、そして人口減少。
国家財政は借金だらけで
ギリシャの問題は他人事じゃありません。
その上、経済のグローバル化や安全保障問題など
問題が山積する中で、すべてを政治家(屋?)に委ねていては
「日本沈没」になりかねない...。
景気がどうこうという話も時折ニュースになっていますが、
私に言わせると今もバブルなのデス。
だって、プライマリーバランス(基礎的財政収支)が
プラスの状態、つまり税金で支出が賄えているのならまだしも、
国債をはじめとする借金を増やしながら
なんとかごまかしているだけで、その実力は...?です。
新聞記事によると、
財務省が発表した「国の借金」の残高は
2015年6月末時点でナント1057兆2235億円。
3月末からのたった3カ月間で3兆8663億円増加して
過去最高を更新。
7月時点の人口をもとに単純計算すると、
国民1人当たり約833万円の借金を抱えているとのこと。
うちは4人家族なので、833万円×4名分=3332万円の借金、
知り合いの6人家族だと、833万円×6名分=4998万円の借金、
「おいおい勘弁してよ」。
さらに、15年度末の「国の借金」の総額は
1167兆1000億円になる見込み。
税収が増えていてこれなんですから、
この先どうなることやら。
日々節約して、貯金を頑張ったとしても
焼け石に水なのデス...。
※「日本の財政を考える」↓
http://www.zaisei.mof.go.jp/theme/theme1/
悲観的な話は好きではありませんが、
これらは「予測」というよりは「事実」ですので
受け止めた上で対策を考えなければ...ネ。
取り組むべきは
「財政健全化」と「経済成長(維持?)」、
この両立を図っていくしかありません。
個人・企業・各種組織や団体・地域社会・政治・行政など
それぞれにイノベーションを起こしませう。
この辺りの話は、神子原地区だけでなく
島根県の海士町の改革も参考になると思います ↓
http://www.kokorozashi.co.jp/kokorobn/kokorozashi133.html
■ムダ
まずは、ムダをなくさなきゃ!
私たち庶民は小さなところに目が行きがちですが、
それだけでなく、将来に渡って影響大なトコロから
手を付けていかなければ効果は上がりません。
族議員や業界の利権とか、行政の予算うんぬんなど
ムダを生み出しやすいものには
私たち国民が目を光らせて、
サイレントマジョリティー(物言わぬ大衆)から
ノイジーマジョリティ(物言う大衆)へと変身しましょう。
関係者の方のお叱りを覚悟して言えば、バラマキは不要です。
一時的なカンフル剤で終わってしまう「プレミアム...」や
先食いして終わりの「...ポイント」、
右から左に移動しただけの「ふるさと...」は
関連経費と効果をトータルで考えるとどうなんでしょう?
他にも、たくさんのツケを先送りしないために
維持費の掛かる箱モノや橋、道路などはできるだけ作らない。
あまり使わないモノや必要ないものは
時期を見計らってなくしていく。
維持管理はできるだけ自分たちでやる。
できるだけ行政にぶらさがらない。
原発に関しても、燃料の後処理の手段方法や
廃炉のコストを考えると先送りの一例です。
東日本大震災後の節電もどこへ行ったのやら...
街中をコンクリートやアスファルトでがっちり固めた上で
エネルギーを浪費しているのには違和感を感じますし、
利便性を追求し過ぎるあまりにその代償として
失っているモノに気付かないというのもまずいでしょ。
ムダをなくすためには、個人も企業も
助成や補助・保護にはできるだけ頼らないという
「自主・自力・自立の精神」が求められるのデス。
既得権益を得ることにやっきになったり
それにしがみつくのではなく...
もらえるものはもらってしまえではなく...
少しずつでも手放す美学を持ちませう。
(私自身、あれこれ反省しております m(__)m )
■我慢
財政が健全化するまでは、「みんなで我慢」しましょう。
家庭や企業では、必要に応じて倹約したり
経費削減をしているのですから当然のことです。
経済面では一時的にマイナスになると思いますが、
メタボな身体はまずスリムにしなきゃ。
新国立競技場問題にスポットが当たったのも
イイきっかけです。
上杉鷹山さんや二宮尊徳さんなど、
日本の素晴らしい過去と歴史から学んで
変えていきましょう。
そして、それによって生じてしまう問題やストレスは、
知恵を出し、周囲で支え合って解決・解消するのデス。
災害からの復興を見ていても、日本人なら大丈夫。
世界中に新たな事例をお見せしませう。
■選挙
選挙に行きましょう!
各政党や立候補者が選挙前に作るマニフェストは
当選した途端に忘れ去られていることが多いので、
「どの政党に投票しても結局一緒」
「選挙に行っても何も変わらないでしょ」
という話を耳にしますが、
それじゃいつまで経っても何一つ変わりません。
もし、その政党がマニフェストを守らなければ
次はそこに投票しなければいいのデス。
もっと言うと、自分たちでマニフェストを考えてみて、
それをできるだけ実現してくれる議員や政党に
投票することができるとイイですね。
今は、投票率が高い高齢世代を意識した政策に
なっているのですから、将来を担う若い人が
自分たちの将来を主体的に考えて投票するだけで
随分変わってくるはずです。
「イマドキの若者」の若者はしっかりしていますし、
来年夏の参院選では、18歳から投票できるようになります。
これも変化のきっかけにしなきゃ。
■維持・成長
「これから、日本全体が成長していくのは、かなり難しい」
これ、私の本音です。
先にも書いた人口減少・少子高齢化・財政問題・
IT化・ロボット化・グローバル化など、環境が激変する中で、
全体として伸ばしていけるかというと...??? なのです。
だからこそ、個別に...それぞれに...がんばりませう♪
変化があるところにチャンスあり!
私も環境適応していきマスよ〜(^^)
■編集後記
これまで、たくさんの方や企業とご縁をいただきました。
そんな中で、いろいろな方々の顔が浮かぶと
発言しにくいこともあるのですが、
気にし過ぎていると何も変わらないので
問題提起をしていきたいのデス。
見当違いや間違っていることがあればご指摘ください。
ご意見やアイデア・提案があればお聞かせください。
自分(たち)の意志と行動によって
少しずつでいいので社会を変えていき、
明るい未来を創造してまいりませう。
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