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    「志通信」メールマガジン       2004.10 VOL.42

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前号に引き続き、バグジーレポートをご紹介します。

■バグジー流CS

バグジーの顧客満足についての判断基準は、
「自分の友達だったらどうするか」だそうです。
お客様のことを『親愛なる友人』であると捉えているのです。

「2000円分カットして欲しいと言われたらどうすればいいですか?」→
「友達だったらどうする?」→「やりますね」→「じゃあやってあげよう」
といった具合です。 

営業時間は表示されておらず、休日や早朝、深夜であってもお店を開けることが
あるそうですし、自転車で来られたお客様には、出やすいように向きを変えておいたり、
タイヤの空気を入れたり、雨の日にはサドルにラップを掛けたりと、
お客様が喜ぶことであれば何をやってもいいのです。
その他にも書き切れないほどの、バグジーの真心がカタチになっています。

久保社長は、この真心には3つの特徴があると書かれています。
その1つ目は、
「自分の職場が楽しく、自分自身の心が豊かじゃないと出てこないものであること」、
2つ目は、
「何があっても責任は会社が取ってくれるという安心感が必要なこと」、
3つ目は、
「すごく喜んでもらえたら、誉めてもらえ、賞賛が与えられること」
となっています。

そしてこの3つが揃った時に、涙が止まらないほどのドラマが起きるのです。
ここで、久保社長の手書きの文章をご紹介します。


■天使の仕事

12月初めのある日、あるお客様の紹介でA子さんが黒崎店にカットで
ご来店されました。
そのA子さんは、病気で「言葉が出ない」のです。
それに知能が5〜6才程度しかない大変な大変な女の子。

そのA子さんを担当したのは、朋子さんでした。
そして黒崎店のスタッフ全員で話し掛け、
楽しく明るい対応でA子さんはとても喜んでルンルン気分でお家に帰り、
お家の方も「こんなA子を見るのは何年ぶりかしら」と大喜びです。

翌日には、バグジーを紹介いただいたお客様からもお礼の電話が入り、
「何とお礼をしたらいいか…」とここでも喜びの声が…
ドラマはこれで終わりません。

担当した朋子さんは、来店の次の日にA子さんに手紙を出しました。
それもA子さんが読めるようにと、宛先からすべてを「ひらがな」と「かたかな」で
出したのです。「また来てね、Aこさんへ」と。
それが届いた日、A子さんがその手紙を自分で見つけ、
「Aこさんへ」を指さして「私に手紙が来た!」と大喜び、大感動。
A子さんが初めてもらった手紙だからです…

A子さんがお母さんに「これがきた、これがきた」と何度も何度も…
A子さんのお父さんは、A子さんのために毎日夜遅くまで仕事をしていて
夜12:00に帰宅。
そのお父さんにその事を伝えたくて眠らずA子さんは待っていて、
お父さんに「これきた、これきた、A子にきた」と伝えました。
A子さん、お母さん、お父さんはうれしくて、3人で泣きました。

そして次の日に紹介くださった友人の家にお母さんが飛んでいって、涙を出しながら
「ありがとう、ありがとう、あなたのお陰でこんな素敵な美容室を知ることができて。
一生通います…」
紹介したお客様も涙が止まらなかったそうです。
その紹介していただいたお客様から涙ながらにお礼の連絡が来た時、
私はBAGZYをやってよかったな…すてきな社員さんにめぐまれたな…と涙しました。

黒崎バグジーのみんな、心のスタイリスト井上朋子、本当にありがとう。
バグジー全店のみんな、こんな天使の仕事、もっとたくさんやろう!!
またそんな天使がいたら手紙にします…

天使の仕事(第1話) 井上朋子編

みんなも感動して涙してね  華図八


■バグジーイズム

バグジーではこのような「本物の感動」を創造することが一番の誇りであり、
全員で事例を共有しながら、たくさんの天使を育てておられます。
そんな久保社長に感動です!


■番外編

ある時、ストレートパーマをかけたお客様の髪がバッサリ抜けてしまうという
トラブルがあったそうです。
そのお客様のご主人が、その筋の人で、恐〜いクレームの電話が掛かってきた
そうですが、ここのスタッフ達は、何とかして社長の手を煩わせないように
解決しようとされたそうです。(普通は逆ですよね…笑)

トラブルの直後に、スタッフがそのお客様を病院に連れて行って診察を受けた時に、
お医者さんが「ストレスや肩こりで髪の毛が抜けることもありますので…」
と診断されたとのことで、そのスタッフはそれから約1ヶ月近く、
仕事が終わった後にその方の自宅に伺って肩もみをされたそうです。

最後には、その恐い人から「ここまでやられたら、許さん訳にはいかんばい」
と連絡があり、事無きを得たそうです。
ここまでやるとは、バグジー恐るべし…


■編集後記

知り合いに、「バグジーさんは天使を育てているんですよ」と言うと、
「田原さんは、天使じゃなくてペテン師よね。」と…
やっぱり、ばれてたんですね。(笑)


★(号外)親バカ進之助通信vol.8

私がうがいをすると「ガー」、髭をそると「ジー」、鼻をかんでいると「チーン」。
そうなんです。進之助は親の仕草をあれこれ真似するようになりました。
進之助が人前で妙なことをしていたら、それはうちの家内の真似だと思います…。


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