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「志通信」メールマガジン 2005.3 VOL.47
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■リッツカールトン大阪
先日、鬼澤慎人先生が主催された「ザ・リッツカールトンホテル・
ミスティークツアー」に参加してきました。
今回の志通信では、その中で私自身が体験したミスティークな感動サービスを
披露したいと思います。
(少々長文です)
■ミスティーク その1
セミナー初日が結婚記念日でしたので、私はセミナー冒頭の自己紹介で、
「今日、我が家は結婚記念日です。鬼澤先生をこんな日に私を誘う悪役に
仕立ててやってまいりました〜。」といつもながらのふざけた挨拶でスタート
しました。
その時、セミナー会場には、クオリティ部の桧垣真理子部長さんや他のスタッフの
方がいらっしゃいましたので、この発言に対してどういう反応があるのだろう
という期待があったことは否定できません。(やっぱり私は性格が悪いようです…)
夕方には一旦セミナーが終了し、懇親会までの休憩時間にチェックインすることに
なっていたので部屋に向かっていると、宿泊階にいたベルパーソンの方が
「田原さま、こんにちは」と声を掛けてこられました。
志通信ではおなじみの「DO IT!」のビデオに出演されている増沢さんでしたので、
「感激〜!」と思っていると、「田原さま、今日はご結婚記念日とお聞きしたの
ですが、何か私共でお手伝いさせていただきましょうか?」と早速ミスティークの
泉から水が湧き出てきたようです…。
心の中で「きたきた〜」と思いながら、
「実はまだプレゼントを用意していないんですけど…」
と相談を持ち掛けると、既に夕方だったこともあり、
「今日中に送られるのでしたら、花束などいかがでしょうか?」
と勧められたのですが、2週間程前の家内の誕生日に花をプレゼントしていた
ので、「違うものにしたいんですけど」と伝えると、
「それでは少し検討してみます。他にも何かご要望がございましたら、
遠慮なくお申し付けください。」と言って部屋を出て行かれました。
その後、私が部屋で仕事をしていると、部屋の電話が鳴りました。
「田原さま、コンシェルジュの原でございます。本日はありがとうございます。
ところで先程、増沢よりご結婚記念日のプレゼントをお探しと…
お花以外がよろしいんですよね。」とのこと。
「さすが、情報が早いなあ」と感心しながら、
「そうなんです。何かオススメのものはありませんか?」と聞くと、
「明日お待ち帰りになるのでしたら、お祝いのケーキをご用意できますし、
他にはチョコチップクッキーなども人気がございますが、いかがでしょうか?
ちなみにご自宅まではどの位掛かりますでしょうか?」と聞かれたので、
「3時間位だと思います」と返答すると、
「それではまた後程ご連絡いたします」と言って一度電話を切られました。
それからすぐに再度電話が鳴り、
「田原さま、ケーキに入れるドライアイスは2時間程度持つようですが…」
と言われるので、
「時間的に難しいかもしれないのでプレゼントは明日ショップで探してみます。
色々とありがとうございました。」と伝えると、
「お役に立てず、申し訳ありません。他にも何かご要望がございましたら
遠慮なくおっしゃてください。」と言って電話を切られました。
文章では伝えきれないのですが、とても対応が良かったので、
「噂通り、親身になって相談に乗ってもらえるんだなあ。
折角だから部屋に置いてあるアンケートにお礼を書いておこう。
そうそう明日はバタバタして書けないかもしれないので、今のうちに…」
といそいそと書き始めたのでした。
■ミスティーク その2
その後、宴会場での懇親会が始まりました。
食事の盛り付けやテーブルの飾り付けなども、「さすが!」です。
センスの良いアレンジがされていました。
美味しい食事とお酒、そして参加者の方との会話ですっかり良い気分だった
のですが、宴もたけなわになった頃、桧垣さんから「今日のスペシャルゲストの
登場です」という掛け声と共に、リッツカールトンのキャラクターである
ライオンのレオン君の着ぐるみが入場してきました。
「あれこれ趣向を凝らして、盛り上げてくれるなー」と思いながら見ていると、
「それと今日はお祝い事があります」と、誕生日を間近に控えた参加者の方と
私の名前が呼ばれました。
「えー、ほんとにー」とびっくりしていると、ケーキが2つ運ばれてきて、
私の目の前のケーキには「Happy Wedding Anniversary」のプレートが
付いていました。
(家族や友人などの親しい人以外からお祝いをしてもらって、ここまで素直に
喜んだのは初めての体験でした…)
誕生日の方と二人でろうそくを吹き消すと、皆さんからたくさんのお祝いの言葉と
拍手を、そして桧垣さんからは「奥さまにどうぞ」と、レオン君のペアのぬいぐるみ
までいただきました。
「モノ」をもらったこと以上に「キモチ」が伝わってきて、すっかり感激モードです。
しかし、まだまだ続きがあるんです。
サプライズなプレゼントに驚いてその余韻に浸っていると、
着ぐるみのレオン君が自ら頭の部分を外し始めたのですが、
なんと中に入っていたのは香取貴信さん。(サプライズ〜)
この日は東京で仕事をされていたそうですが、「懇親会に参加します〜」と
わざわざ大阪に移動され、この日はそのままリッツカールトンに泊まり、
翌日は朝一番の飛行機で東京に戻って仕事、そしてその日の午後には
また大阪で仕事という無茶なスケジュール。
香取さんの異常な行動力には脱帽です。
これで更に盛り上がって、結局18時にスタートした宴会が終了したのは
22時を過ぎていたと思います。
(お酒も入っているので記憶があいまいです…)
そして、懇親会終了後は1Fのロビーラウンジでの二次会に突入しました。
ここでも随分長居してしまい、時計を見ると夜の1時近くなっていました。
そろそろ退席しないとまずいかなと思って「ここは何時までですか?」と
質問すると、「一応11時までですが…そろそろラストオーダーを取らせて
いただいてよろしいですか?」と笑顔で対応されて、私は絶句しました。
「いやいやホントごめんなさい。すぐに退散しますからお会計をしてください。」
と伝えたのですが、20代前半の若い女性が嫌な顔一つせずに接客される姿に、
これまた感激モードです。(まさに「プロ」ですね)
■ミスティーク その3
すっかりアルコール漬けとなった体を引きずって部屋に戻ると、
部屋の電話が点滅し、ボイスメールが入っていました。
「何だろう?」と思って再生のボタンを押すと、
「田原さま、コンシェルジュの原でございます。先程はお役に立てず申し訳
ございませんでした。お詫びに部屋にチョコレートをお届けしておりますので、
お召し上がりください。それと私から心ばかりのぬいぐるみも用意しましたので、
よろしければ遠慮なくお持ち帰りください。」とのことでした。
ベッドサイドのテーブルを見るとそこには確かに美味しそうなチョコレートが…
「気が利くなあ…、やっぱり一味違うなあ…、ぬいぐるみも一度部屋に
持ってきたものの、みんなで祝おうとわざわざ懇親会まで届けてくれたんだなあ。
こういうサービスってホント嬉しい。最高!」と幸せな気分でお風呂に入りました。
お風呂から上がって、寝る準備をしていると、先程のチョコレートの横に
なにやら見慣れない紙袋が…。
「ん? 何か置いていたっけ?」と酔った頭で考えながら、
中を覗き込むと、そこにはペアのくまさんのぬいぐるみが…。
一瞬訳が分からず、軽くパニックしていると、袋の中に手紙が入っていました。
差出人はコンシェルジュの原さん。
読み終えて思い出したのは先程のボイスメール。
そうなんです。懇親会でいただいたレオン君は桧垣さんからのプレゼント。
そしてこのぬいぐるみは、それとは別に原さんが用意してくださったものだった
のです。
感謝感激でした。酔っていたこともあり、ホロリときました。
リッツカールトンは『第二の我が家』ですから、
「今度は田原家ご一行様で帰ってくるぞ〜」と一人で盛り上がりながら、
ホテルの便箋に酔っ払いの乱筆乱文でお礼を書きなぐりました。
アンケートの項目なんて、5段階評価になっているのですが、その上の6段階目の
評価欄まで作成してしまいました。(←やり過ぎだったかも…)
お陰様で、その夜はとてもいい気分で眠りにつき、
翌日ホテル内のショップであれこれプレゼントを買って帰ったのは
言うまでもありません。
この感動体験で、私はリッツカールトンの大ファン&リピーター&社外宣伝マンの
一人となったのでした。
志通信読者の皆様、記念日には是非リッツカールトンへ。
そしてご予約の際は「田原に紹介されました」の一言をお忘れなく…(笑)
■感謝!
とってもチャーミングで、丁寧にあれこれ教えていただいた桧垣さん。
(ボキャ貧でチャーミングという言葉が思い浮かばず、「桧垣さんって、
可愛いですね」と妙な発言をしてしまい失礼しました。
ご指摘いただいた三○さん、ありがとうございました。)
お名前が分からなくて恐縮ですが、バックヤードツアーでご案内いただいた
営業の方とスウィートルームでお迎えくださったハウスキーピングの女性にも
お世話になりました。
ショートカットのこの女性は「DO IT!」で「この仕事は私の天職です」と
言われていた方で、思わず握手してしまいました。
そして増沢さんと、お顔は拝見していないものの、あれこれ気遣っていただいた
コンシェルジュの原さん。
その他、セミナーや懇親会でお気遣いいただいたホテルスタッフの皆さま、
素敵なサービスをありがとうございました。
最後に止めを刺されたのが、翌日のチェックアウト時のことでした。
ロビーに向かって歩いていると、セミナーで体験談をお話していただいた
ドアパーソンの大野さんが、私めがけて近寄って来られ、
「田原さま、ありがとうございました。次回は是非奥様と一緒にお越しください」
とのこと。
思わず「今回のセミナーは約30名が参加していたというのに、何で私の名前を
覚えていて、その上結婚記念日のことまで知っているんですかぁぁぁ〜。」
と聞いてみたのですが、そこはミスティークな部分のようで、
はぐらかされてしまいました。(その方がいいんですけどね)
その後は、雑談をしながらホテルの敷地ギリギリのところまでお見送りいただき、
今回のツアーの素晴らしい締めくくりとなったのでした。
■編集後記
鬼澤先生は田原家では今も悪役です…(笑)
冗談はさておき、このような心温まる感動のサービスを実体験する機会を頂戴し、
ありがとうございました。
この場をお借りして心より御礼申し上げます。
読者の皆さん、このようなグッドコミュニケーション&感動の輪を
どんどん広げていきましょうね!
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