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「志通信」メールマガジン 2008.9 VOL.89♪
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■操縦体験
プチ速読の池江俊博さんから
「飛行機の操縦体験をしてみませんか?」
というお誘いが…。
http://northernlights.jp/
というのは、池江さんは元航空自衛隊の操縦士で、
戦闘機に乗っていた方なんです。
高所恐怖症の私が、大丈夫なんだろうか...
でも、面白そうだなあ...
と迷っていたのですが、
「経営者や管理者向けのお仕事にも
参考になると思いますよ〜」
という言葉に後押しされてスケジュールを確認すると、
ピンポイントでバッチリ!
「日程が合うのは、行けと言うこと」
と考えている私は、早速申し込みました。
そして今月、
北海道の白老(しらおい)にある滑空場へと。
(苫小牧と登別温泉の間です)
滑走路脇で私を待っていたのは、
カナダのマーベリックというウルトラライトプレーン。
http://www.hkspower.co.jp/hks_aviation/
japanese/japan/maverick/with_a_maverick.htm
事前に写真で見てはいたものの、
小さな機体は、少々頼りないカンジでした...。
(ドキドキ...)
■空へ
担当の川村教官から、
プリブリーフィング(事前説明)があって、
基本的なルールや操縦桿・スロットル(アクセル)、
ラダー(ペダル)の操作について説明を受けると、
早速最初のフライトに。
上空では「ちょっと宙返りしてみますね」とか、
「重力=Gを感じてみましょう」と
レールのないジェットコースターのような
アクロバティックな動きに、
思わず「うぉ〜〜〜」という悲鳴を上げてしまいました。
水平飛行に戻って「ふぅ…」と一息ついていると、
教官から
「それでは、交代してみましょう。
操縦桿を握ってください。」
という指示が...。
私が...いきなり...!?
と思っていると教官は
「大丈夫です。
危険な状況になったらサポートしますので…」
とニッコリ笑顔。
ここまで来たらやるしかありません。
「まずはまっすぐ飛んでみましょう」
という指示があり、
緊張しながらもなんとか直進を維持、
「次は旋回してみましょう」
これも何とかクリア。
自分としては予想以上の出来で、
「結構センスあるかも…」
なんてちょっと調子に乗っていました。
一旦地上へ降りて休憩した後に、
デブリーフィング(レビュー)が始まり、
そこで次の課題を確認し、
目標を定めて2度目のフライトに。
2回目だけあって、
周りの風景や機内の計器を見る余裕が出ていたのですが、
再び操縦桿を握ると、進路が定まらなかったり、
旋回のつもりが降下してしまったりと、
なかなか思い通りにならず次第にパニック。
更に、スロットルを押さなければならない場面で
引いてしまい、あやうく失速しそうに...。
教官に代わっていただいて無事着陸しましたが、
緊張で身体はガチガチでした。
この時のデブリーフィングでは、
地上で100を学んだつもりでも、
空で実現できるのはせいぜい50程度であること、
また風の影響など、環境の変化を感じながら、
軌道修正していく必要があることを
教えていただきました。
当たり前の事と言ってしまえば
それまでなんですが、
それがなかなかできないんです。
そして最後のフライトに...。
近くのカルデラ湖の上空まで足を伸ばしたのですが、
結構な高さで、下を見ると気を失いそうでした〜。
少しずつ高度を下げ、
最後は難易度の高い着陸に挑戦です。
と言っても、もちろん途中までなのですが、
教官にサポートしていただきながら、
パイロット気分を存分に味合わせていただきました。
こうやって2〜30分のフライトを3回行ったのですが、
初めての操縦体験は、「超!刺激的」でした。
三次元の世界は、私の想像を遥かに超えていたのです。
11月に次のチャンスがあるそうですので、
よかったら、思い通りにならない状況を
楽しんでみてください (^_^)
(興味があれば、ご一報くださいね)
■植松さん
北海道で、従業員約20名の中小企業が
ロケットを打ち上げていて、
その会社のリーダーが
メチャメチャ熱い想いを持っている...。
http://uematsu-electric.fte.jp/
その存在を教えていただいたのは、
ドクスメの清水さんでした。
その後、植松努専務さんの講演を聞いてカンドー!
そして、この度、上述の池江さんと一緒に、
旭川の小学校での子供向けミニロケット打ち上げに参加し、
会社を見学してきました。
詳しくは、また別の機会にご紹介したいと思いますが、
ホント熱くてユニークな会社でした。
11月7日には、
船井総研さんの夢実現フォーラム(1日目)で、
植松さんの講演があります。
私は残念ながら参加できないのですが、
このセミナーを企画されている
船井総研の石田さんはお友達ですので、
ご希望があればご一報くださいね。
植松電機さんは、
もちろん漫画化させていただく予定です。
(またまた楽しみ〜♪)
■知覧
前々から「一度は知覧へ...」と思っていたところに、
陽なた家の茂ちゃんからのオススメもあって、
鹿児島の「知覧特攻平和会館」へ行ってきました。
この資料館には、沖縄戦の特攻基地となった
知覧から飛び立った戦闘機はもちろん、
特攻隊員が、母親や妻・小さな子供・婚約者などへの
想いを綴った遺書が展示してあるのですが、
私が生まれるたった20年前に、
1000名以上もの若者が、
愛する人と日本のために飛び立っていった事実に、
考えさせられることは少なくありませんでした。
先日「なでしこ隊」という
特攻隊員のお世話をした女学生のドラマが
放映されていましたが、そこにも出ていた
『特攻の母』と言われた鳥濱トメさんの富屋食堂には
トメさんのメモ帳が展示してあり、
そこには自筆で
「生きていく以上に大切なことは、徳を積むこと」
と書いてありました...。
http://www.chiran.co.jp/
2年前に、トメさんを描いた
「俺は、君のためにこそ死ににいく」
という映画を見た時は、
ラストシーンが綺麗過ぎたり、
長過ぎるように感じたのですが、
考えが一変。
茂ちゃんが常々
「特攻の若者は、日本の将来のために命を捧げました。
ボク達は、その想いに応える生き方をしていきたいです。」
という想いも少し理解できた気がします。
知覧も是非!
■編集後記
たくさんのお便りをいただきながら、
相変わらずの筆不精ですみません。
バタバタしてしまって、
あれこれ大変なんですけど、
なんだかハッピーです♪
皆さんにもハッピー菌が感染しますように...(*^_^*)
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