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「志通信」メールマガジン 2008.12 VOL.92♪

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■結果の方程式

結果=「才能」×「努力」×「思考」×「応援・協力」

これは、先月編み出した『結果の方程式』なんです...

と言っても、島田紳助さんが
「芸人は、才能×努力ですね」
と言われていたのがベースなんですけど。


まず最初の『才能』には、
「5〜1」の段階があります。

簡単に言えば、長所は「5」で、
短所は「1」といった評価になるのですが、
勝負する領域によって、点数が変わってきます。

つまり、
「得意分野で勝負しましょう!」
ということですね。

これは、転職や独立をオススメしているのではなく、
「まずは、今の居場所で、長所を発揮しましょう」
という意味ですので、
誤解のないようにお願いします。

※「0」がないのは、命ある限り
才能が枯れることはないという意味です。
ここの点数が低くても、
その他の項目でリカバリー可能ですので、
この後を、お楽しみに!


次の『努力』には、「10〜0」の段階があります。

つまり、「才能」よりも「努力」の配点が高いということです。

恥ずかしながら、若い頃は
「才能」の配点がダントツに高くて、
少々努力しても才能のある人を超えていくのは
難しいという大きな勘違いをしていました。 

それで、たくさんの失敗をし、
チャンスを逃して来たのですが、
そのお陰で、歳を重ねる毎に
「努力」や「継続すること」
の重要性を実感できるようになりました。

(ようやくですか...なんて言わないでくださいね)


その次の『思考』を分解すると、
「A.考え方」×「B.思考の深さ」となります。

「A.考え方」には、
「+100〜−100」の段階があります。

「−」があるというのがミソなんですけど、
いくら才能があって、努力をしていたとしても、
マイナスの考え方をしていると、
結果はマイナスになってしまいます。

これは、京セラ創業者の稲盛和夫さんが言われている
「プラス思考をする人とマイナス思考をする人とでは
大きな違いが存在する」
というお話と同じ意味ですね。

そして「B.考えの深さ」とは、

1.正しい目的に沿って考えているか、
2.いろいろな立場や観点から考えているか、
3.短期だけでなく長期的な視点で考えているか、

によって「100〜1」の段階があります。


「努力」よりも「思考」の配点が高くなっているのは、
「努力=行動」と考えると、
どうしても時間的制約が生じてしまうのに対して、
「思考」はその制約が少ないという違いでもあります。

「睡眠中でも脳は活動している」という説がありますが、
最近とみにそんな気が...。


最後の『4.応援・協力』には、
「∞〜−∞」の段階があります。

この数値が異常に大きいのは、
人は、周囲や応援や協力なくして、
何もすることはできないということ、
言い換えれば、いかに応援していただけるか、
いかに協力していただけるかで
結果が大きく変わって来ることを表しています。

これに関しても、若い頃は
「自分の力で、そこそこの結果を出すことが出来る。」
という勘違いをしていました。

これまで遠回りをしてしまった感はありますが、
これからは…(ふふふ♪)

この方程式は、私の周囲の
「物心共に幸せな人生を送っている人たちの共通点」
として見い出したものです。

私もまだまだ点数が低いのですが、
この方程式のイイところは、掛け算なので、
ちょっとガンバると結構数値が上がっていくところです。

それと
「思考が深まると、努力の質が高まる」とか
「努力していると、周囲の応援や協力を得られる」
といった具合に、それぞれが相関関係にあるので、
雪ダルマ式に数値が増えていくところも
なかなかいいでしょ〜!


えっ? 
「考え方がマイナスで、応援・協力がマイナスだと、
結果が大きくなってしまう…?」

そうなんです。

この方程式はまだまだ未熟で未完成ですので、
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしております。


■学習性無力感

心理学で使われる「学習性無力感」とは、
長期にわたって抑圧を受けたり、困難な状況に置かれた人が、
「何をしても意味がない」と思い込んで、
その状況から逃れようとさえしなくなるという意味で、
「学習性絶望感」とも言われるそうです。

例えとしてよく出てくるのは、
カマスやノミ、犬の実験のお話なのですが...

カマスの水槽にエサとなる小魚を入れると、
一所懸命追い掛けてその小魚を食べます。

次に、小魚とカマスの間を透明なガラスで仕切ると、
最初はエサを食べようと
ガンガンガラスにぶつかっていたカマスが、
次第に、ガラスの手前で戻るようになるのです。

それからは、仕切りのガラスを外しても、
二度とえさを取りに行こうとはしなくなってしまいます。

しかし、この無力感を取り除く方法があります。

というのは、新しいカマスを水槽に入れ、
そのカマスが、エサを捕りにいく姿を見ると、
他のカマスたちも再び挑むようになっていくのです。


■非学習性有力感

私は、どこかネジが外れているみたいで、
ガラスがあっても、諦めないタイプかも...(^_^)

ガラスにぶつかると、最初は痛みを感じますが、
次第に慣れていきます。

ずっとぶつかっていると、ガラスが割れて、
えさを捕りにいけるかもしれませんし、
私がぶつかっていれば、
もう一匹ぐらいクレイジーなカマスがいて、
一緒にぶつかってくれるかもしれません。


非学習性有力感=根拠のない有力感を
大切にしていきま〜す (*^_^*)


■編集後記

「テラ・ルネッサンス1」発売になりました〜♪

お読みいただいた方から、
「今の生活や人生を考えさせられますね〜」とか、
「今の大変な時期だからこそ読む価値のあるマンガですね」
等のご感想をいただいています。(^_^)

年末年始のお休みにでも、是非読んでみてくださいね。



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