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「志通信」メールマガジン 2009.3 VOL.95♪
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■ラグジュアリー
2月の終わりに、
日本経営品質賞の報告会に参加してきました。
http://www.jqac.com/
錚々たる方々から、
素晴らしいお話を伺うことができたのですが、
その中からリッツ・カールトンの高野支社長の
お話をご紹介したいと思います。
今年、フロリダで
リッツの世界各国のリーダー40名が
集まる会議が開催された時、
こういったご時世だけに、
厳しい数字の話に終始することが予想され、
皆さん周到な準備をされて臨まれたそうです。
そんな1日目の冒頭、緊張感の漂う中で
副社長さんが発せられた言葉は
「穏やかな海では、逞しい船乗りは育たない」
だったとのこと。
「ビジネスサーフィン」
というキーワードも紹介されていたのですが、
これは、経済環境=足元の波は
刻々と変化しており、
そこでサーフィンを楽しむ技術を
磨いていくことが必要だというお話でした。
リッツでは、
「どうすれば私達の会社が社会に受け入れられ、
認められるのか」
とか、
「何のために生まれてきた会社なのか」
という原点に立ち返って
これからどうしていくべきか
考えられているそうです。
そんな中で、東京のリッツの原点は
『ラグジュアリー』。
『ラグジュアリー』とは、
「贅沢」とか「高級」といった意味ですが、
リッツ流の解釈は『心の豊かさ』。
実際、今好評なツアーでは、
一人25000円の料金を払って、
富士山に行き、
地元のボランティアの方と一緒に
ゴミ拾いをするのだそうです。
外国人のファミリーが
日本に来た思い出にと
参加されるそうですが、
子供たちは、言葉が違っても
コミュニケーションが取れるそうですし、
その様子を撮影したDVDを
おみやげにいただけるとのことで、
自国に帰ってその経験を
友人に伝えることができるというのは
とっても豊かなことですね。
敬服です...。
■温度
そして会議の2日目。
別の副社長から
「華氏212度」のお話があったそうです。
華氏212度とは、摂氏100度のことなのですが、
99度と100度の違いについてのお話でした。
99℃の水とは、ひたすら熱いお湯であり、
たった一度の違いですが、100℃になると、
水は水蒸気となって、
重たい機関車をも
動かすことができるというもの。
今の時代、みんなそれぞれの立場で
頑張っていると思いますが、
「99℃じゃないだろうか?」
「あと1℃プラスできることがないだろうか?」
と自問自答してみませんか?
■ケーススタディ
自分が、リッツカールトンのスタッフだとして、
ホテルの廊下で、お客様の
「のどの調子が悪いんだよね〜」
という会話を耳にされたらどうされますか?
リッツのあるスタッフは、
すぐさま加湿器をお部屋にお持ちして、
「夜、汗をかかれたらこれに着替えてください」
と言って、着替え用のパジャマを
渡されたそうです。
リッツが好調な理由は、
「感じる力」なんですね。
■プライド
お友達の猪股浩行社長が率いる
「アクティブ感動引越センター」さん。
http://www.kandou.jp/
東京の代々木にあるこの引越屋さんのHPには、
「アクティブのプライド」
〜 人の順序 〜
という項目があります。
1.何かに挑戦し、成功した者
2.何かに挑戦し、失敗した者
3.自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
4.何もしなかった者
5.何もせず批判だけしている者
島津義弘公による「薩摩の教え」を拝し、
実践を誓願す。と書いてあります。
スイッチが入るカンジでいいでしょ〜(^_^)
先日、ある会で小耳に挟んだのが、
「うちの会社は製造業関連だから、今大変なんですよ。
でもね、私は来年定年だから、関係ないんですよね。
無事勤め上げて、退職金もらえればいいんですよ。」
という発言。
この人、絶対4か5の人ですよね。
100年に一度の大不況、
できれば「1」、少なくとも「3」のプライドを
持って乗り切りましょうね。
■伝説のホテル
お友達の鶴ちゃんこと、
鶴岡秀子さんの「伝説のホテル」物語が
いよいよ始動…。
http://legendhotels.jp/
このステキなHPを是非見てみてください。
そして、来年このホテルでお会いしましょ♪
もちろん、漫画化が楽しみっ…(^_^)
■編集後記
今更…と言われるかもしれませんが、
ブログを始めました。(^_^)
メルマガ「志通信」は、
これでもちょっと真面目な切り口で書いているのですが、
ブログはちょっとおバカモードでつれづれなるままに…。
たまには覗いてみてくださいね♪
http://goodcom.jugem.jp/
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